『恋人時代、新婚時はそれなりにセックスをしてたが、最近は全く、、、。』
こういう中年夫婦は実は意外と多かったりします。
セックスレスに陥る夫婦の理由は様々で、妻がセックスを拒否するケースもあれば、夫がセックスを拒否するケースも。
何故、あれほど愛してた相手とのセックスが無くなるのか?
ここでは、中年夫婦のセックスレス事情について紹介していきます。
実は、セックスレスは、「正当な離婚理由に成り得る」と裁判所でも認められています。
夫婦であれば、相手がセックスを求めた場合、それに応える義務があると言うのが、日本の法律です。
【女性が拒む理由は?男性が拒む理由は?】
妻が夫とのセックスを拒む理由に、最初から“ セックスを子供を作る為の生殖行為” と位置付けしてるケースがあります。
子供が産まれてしまえば、目的を達成した事になりますので、あまり好きでないセックスをする必要は無くなります。
その為、子供が産まれたと同時に妻がセックスを拒み続けることでセックスレスに陥ります。
逆に夫側が、妻とのセックスを拒む理由に、「妻を女性として見れなくなった」というものがあります。
その原因として最も多いのが、出産です。
子供が産まれることで、夫の見る目も、ひとりの女性からママへと変わり、同時にセックスの対象から外れてしまうというケースです。
どちらもセックスレスに陥る夫婦としての代表例ですが、「子供が産まれる」ということが、共通のポイントです。
【お互いにセックスを求めていない夫婦関係では、セックスレス夫婦とは言えない】
あくまでも日本の民法上での話ですが、セックスレスとは、「相手がセックスを求めているにもかかわらず、受ける側がセックスを拒む」というケースを指します。
妻も夫も、お互いにセックスを求めていない状態で、夫婦生活が円満であれば、セックスレスとは言えません。このような場合、セックスが無かったことが、正当な離婚理由になることはありません。
どちらか一方が、相手とのセックスを求めている時のみ、“ セックスレス”という言葉が当てはまります。
しかしながら、このセックスレスという言葉の定義は、最近は緩和傾向にあります。
月に一回程度の性交渉のある夫婦であれば、セックスレスとは言い難いでしょう。
しかしながら、裁判所が、離婚の原因が夫婦間でのセックスレスと判断した場合、相手とのセックスを拒んだ側には、かなり不利な判決が言い渡されることになりますので覚悟しておきましょう。
夫婦生活を円満で過ごしていくには、性行為が占めるウエイトはかなり大きいと言えます。
様々な問題を抱える中年夫婦間でのセックスレス。
セックスレスに陥らない為にも、日々の夫婦生活にも気を遣うように心掛けましょう。